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  • 執筆者の写真BMDCY

夏が終わりますが・・・

台風と秋雨前線で不安定な日々が続いています。

雨の被害など無いことをお祈りいたします。


なんだかあっという間に山は厚手のパーカーを着ています。

昨夜はストーブでしたww

そんな秋に向かう昨今ですが、まだまだ来週あたりは日中は

気温の上がる日もありそうですね。


そこでクラブスタッフが教えてくれた「熱中症」の話しをご紹介します。



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連日35度越えの日が続いた今年の夏。

バニにとっては過酷な夏です。

いつどこで熱中症にかかってもおかしくありません。

今日は我が家のバニの体験談を少しお話します。

ネットなどで、熱中症についてのある程度の知識は持っているつもりでしたがやっぱり油断があったのも事実です。

昨年の2月に肺ガンの手術をし、後ろ脚の靭帯にも問題があり去年の夏は2か所の病院に通院していました。

5月末の通院日、この日は真夏を思わせる暑さ、そして最悪なことにバイパス道路が事故時渋滞、いつもなら1時間半の道のりが3時間近い時間がかかってしまいました。

病院の駐車場から病院までの少しの距離もお日様カンカンで暑かったのを覚えています。

受付を済ませ、水を飲ませようとしたら拒否。(のどが渇いているはずなのに・・・)

でも特に不調を思わせるほどの症状はなく受診を待ちました。

程なく診察室に。

いつものように触診していた先生が「あれ、チアノーゼが出てるよ」と別の先生を呼び検査を指示。

私は全く気付いていませんでしたが舌が少し青紫がかっていました。(これもは熱中症の症状の一つです)

この後、超音波検査やら血液検査やら・・・・

目的地が病院だったので大事には至りませんでしたが、まさか熱中症になるなんて、ほんとうに驚きの出来事でした。

いくら冷房をしていたとはいえ炎天下の渋滞道路に長時間いたこと、この間水を飲んでいないこと、これらが原因でしょう。高齢であり病気を持っていたことも原因の一つかもしれません。

でも若いから元気だからと言って大丈夫とは限りません。

どうか皆さんも夏場の生活には十分注意してくださいね。

熱中症は体温の上昇や体が脱水することで体を構成する細胞がダメージを受け、様々な臓器障害がおこることによる全身性疾患です。

  ぐったりする

  息苦しそうにしている

  ヨダレが多い

  水を飲まない、ものを食べない

  フラフラする

これらは熱中症の初期症状です。

さらに重症化すると  

  嘔吐や下痢

  排泄物に血が混じる

  筋肉の痙攣、震え

  舌や粘膜が青紫になる

  失神 昏睡

といった症状が見られます。

初期症状に気づいたら応急処置として

  日陰で犬の体に水をかける

  太い血管のある部分(首筋 脇の下 内もも 頭)など

  を氷嚢などで冷やす

そして必ず動物病院を受診しましょう。

様子が落ち着いても全身性疾患である熱中症は多臓器障害を引き起こす恐れもあることを念頭に入れておきましょう。

 

暑い時期に限らず、ドックランなどで遊んでいて興奮して熱中症になることもあります。

またドライヤーの熱も要注意です。

冬、暖房の効いた部屋で過剰に興奮して熱中症が引き起こされることもあります。

外出時、夏場は特に日中の長時間の移動は避け、休憩を取り水分の補給を忘れないこと。

水はもちろん保冷剤やタオルを持ち歩くことも効果があります。

プールや水遊びであっても炎天下には変わりありません。

日陰での休息、水分補給が必要です。

まだまだ暑い日は続きそうです。

元気に夏を乗り切るための注意は怠らないようにしたいものです。

こんな経験をした我が家のバニも12月に天国に旅立ちました。11月のバニジャンで誇らしげにメダルを下げた姿が忘れられません。


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(注)8月投稿記事です。


彼らを守れるのは小さな変化に気付けること、これは熱中症に限らずですね。

迷ったり悩んだときはクラブへもお気軽にご相談ください。



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