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執筆者の写真BMDCY

レスキュー(里親)について

更新日:2021年1月28日

最初で最後のBGJP2020も終わり、もう晩秋から初冬ですね。

あちこちできれいな紅葉が見られる季節になりました。

そんな時期に思いもかけず話がトントンと進み里子を迎えた我が家です。

やって来たのは2歳3か月の女の子。

今回初めてレスキューの子を家族にしました。

レスキューと一口に言っても色々なケースがあります。

家庭からの飼育放棄によるレスキュー、繁殖場からのレスキュー、まれにはブリーダーからのレスキューなど。

日本ではまだ一般的ではありませんが、アメリカなどにはフォスターペアレントと言ってブリーディング引退犬を家族に迎える制度もあるそうです。これも一種のレスキューと言えるでしょう。様々な意見があるのも事実ですが幸せな選択と思えるのではないでしょうか。

パピーからの飼育と勝手の異なるレスキュー犬を家族にするということ、どのような場合にも言えることは、様々な過去を背負った犬たちの幸せのためにその子のすべてを受け入れる覚悟をするということ。

努力や愛情を惜しまない覚悟です。

我が家にやって来たバーニーズは幸いにもとても人懐こくて、7歳の先住犬ともうまくやっていけそうな女の子でした。

そんな性格でも、最初の散歩は緊張の連続です。散歩の経験があまりなかったのか、自転車やランニングの人にビックリ、すべてのことにキョロキョロと落ち着きなく、ウンチもオシッコもなかなかできませんでした。

まずはお散歩が楽しいことと思ってくれることが大事なこと。

リラックスして楽しくお散歩できることを目標に毎日みんなで歩いています。

3週間経った現在、まだまだ緊張はありますがでは先住犬と仲良く並んで歩けるようになってきました。「マテ」のコマンドしか理解していないようでしたが、「すわれ」のコマンドも理解できるようになり、今は「伏せ」の練習中です。

生活面では眠る時はハウス、それ以外は家族の目がある時には自由に過ごしています。

目を離したすきにドアストッパーを齧ったり、バスマットを咥えて走ったりとまだまだ油断はできません。

それでもおもちゃを咥えて嬉しそうに家の中を走り回る姿は家の中を明るくしてくれます。

我が家はまだスタート地点に立ったばかり、問題が出てくるのは慣れてきたこれからのことでしょう。

今は家族として楽しく暮らせるよう、基本的なトレーニングを心掛けたいと思っています。

今年もバニジャンでハートバニの紹介がありました。

笑顔で写真に写っているご家族にもきっと色々な葛藤や悩みご苦労があったことでしょう。

私もこれから起こるであろう問題を乗り越え、皆さんのように笑顔でこの子と向かい合っていけたらと思います。

新たな飼い主を必要とする犬たちがいる以上レスキュー活動を考えていかなくてはなりません。

BMDCYでもレスキューの活動を広げています。まだまだ課題はありますが 皆さんとも折に触れて活動について一緒に考えていただけたらと思います。





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